クラブに所属して早14年になりました。入会前からそのリーダーシップに対して畏敬と尊敬の眼差しで見ていたメンバーの方々と週に一度時間と空間を共有する中で分かった事は、一人一人の公私共に変わらない、物事への取り組み方の真摯な姿勢でありました。さらにはこの方々の中にあって、自身の仕事もしっかりしながらロータリーの理事会、例会、セミナー等をこなしていく歴代の会長の姿は、実に眩しく私の目に映りました。一年間、自分は頑張れるだろうか?それが今の実感です。
しかし、私が今までロータリーを続けることができたのは、メンバーの皆さんに対する尊敬やあこがれもさることながら、例会に出席する毎のスマイルやフォーラム、周年事業や大会のおりに皆様がみせるちょっとしたしぐさ、言葉、行動にあらわれる思いやりでありました。
異なる職業を持ち、それぞれの環境の中で一週間違った経験をしながら集まるクラブですから当然考え方や捉え方の違いは今更言うまでも無い事で、そこには言わずもがなの厳しさもあります。それでもメンバーの皆さんは満面の笑みとともに信頼と友情をもって接してくれます。思いの深さは色々でもロータリーの事を理解して実践しようという目標に向き合っているからこそと思います。
ロータリーを「かざす」とは、掲げるということもありますが、折に触れロータリーの心で考えてみようという意味です。いろいろな事で迷ったり遠回りをしたりすることが多い昨今、考え方全てを置き換える事は出来ないかも知れませんが小さい事でも少し迷ったら道標(道しるべ)の一つとして心にロータリーを照らし合わせてみようと思います。それにはもう少し勉強が必要ですが、その原点こそメンバーの皆さんの笑顔でありその場は例会が拡げてくれるものだと信じます。例会を通じてロータリーモーメントといわれる心に残るロータリー体験から、身近なところで心に残すロータリー体験を皆さんと共有する事が出来れば幸いです。何かと至らぬ事ばかりですが一年間よろしくお願い申し上げます。
目標
1.会員 増1名 出来れば2名を目指したい
2.心地よい例会をめざして
3.米山奨学生のサポート
4.クラブフォーラムの充実